EXHIBITION | TOKYO
佃弘樹(Hiroki Tsukuda)
「4021」
<会期> 2021年4月16日(金)- 6月20日(日)
<会場> NANZUKA 2G
<営業時間> 原則無休(営業時間は渋谷パルコに準じます)
<会期>2021年4月14日(水)- 6月19日(土)
<会場> 3110NZ by LDH kitchen
<営業時間> 水・木 11:00-16:00/金・土 11:00-17:00 日月火祝休
この度、NANZUKAは、NANZUKA 2Gと3110NZにおいて、佃弘樹の新作個展「4021」を開催いたします。
佃弘樹は、1978年香川県生まれ、武蔵野美術大学映像学科を卒業、以後東京を拠点に活動しているアーティストです。 2019年に群馬県立近代美術館にて個展「Monolog in the Doom」、昨年3月にはロックダウン直前のNYにて個展「They Live」 (Petzel)を開催するなど、激動する地球のエネルギーを吸収するかのように精力的に活動を続けております。
佃の作品を理解する重要な要素として、佃が幼少期から親しんできたSF映画やTVゲーム、アニメーション、漫画、音楽、小説などの影響を抜きには語れません。佃は、自身の作品を外の世界(アウターワールド)と解説しますが、そこには佃が幼少の頃から信じてきた未来と、その未来を生きる現実との乖離を読み取る事ができます。佃の作品が持つ近未来的な世界観は、佃が現在進行形の世界で読み取っているイメージと、これまでの人生において記録してきた情報とが複雑に混ざり合って生まれた、もう一つの「現実」から生まれていると言えるのかもしれません。
今回の2会場からなる展覧会において、まずNANZUKA 2Gでは佃が長年集取してきたスター・ウォーズやモンスター・ハンターなどの小型フィギュアを分解して再構築した立体コラージュ作品のシリーズを発表する他、ファウンド・オブジェクトやプラスティックモデルのパーツなどを駆使して制作したマスクを用いた彫像作品を展示いたします。こちらのマスクは、今年の3月19日にファッションブランドFORSOMEONEが東京コレクションにて衣装として用いた実際の作品です。また、3110NZでは以前から佃が独自の技法を開拓しながら発展させてきたインク、シルクスクリーン、アクリルを駆使したミクストメディア・ペインティングの新作を展示いたします。
本展に合わせて、2Gにおいては、メディコム・トイより佃弘樹として初となるベアブリックが、P-ROOM THE WORLD よりミリタリーウェアをカスタムした商品が数量限定にて発売されます。詳しい情報は、2G公式Instagram、2G_TOKYO(@2gtokyo)にて追って公開いたします。
本展を皆様にご高覧頂ければ幸いです。
NANZUKA 2G(ナンズカ2ジー)
https://nanzuka.com/ja
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 2階
tel:03-5422-3877
3110NZ by LDH kitchen (3110エヌゼットバイエルディーエイチキッチン)
https://nanzuka.com/ja
東京都目黒区青葉台1-18-7
tel:03-5422-3877