EXHIBITION | TOKYO
ダミアン・スターマー(Damian Stamer)
「Returning」
<会期>2019年10月19日(土)- 11月30日(土)
<会場> KOKI ARTS
<営業時間> 12:00-19:00 日月火祝休
この度、KOKI ARTSではダミアン・スターマーの日本初個展「Returning」を開催致します。本展では、作家本人の少年時代の記憶に基づいたシリーズから新作ペインティングを14点展示致します。スターマーの作品は、過去にKOKI ARTSのグループ展にて2回展示されました(2016年、2014年)。
スターマーの作品は、時間、記憶、故郷の概念を探ります。多くの作品には、納屋や廃墟となった建物が描かれており、これらは彼の少年時代を彷彿させます。スターマーの描く具象と抽象は記憶を可視化すると同時に、本展の作品は「Returning」、長い期間に同じ物を繰り返し見る、というテーマを共有しています。スターマーは、「全ての物は常に変化しており、その対象との長い繋がりを通し、過去には見えなかった現実や可能性が出現する」と言っています。この非永久性という普遍的な体験こそが、存在の意義について考えさせてくれるのかもしれません。
ダミアン・スターマー(1982年生まれ)は、2007年にアリゾナ州立大学を首席で卒業後、2013年にノースカロライナ大学チャペルヒル校を修了しました。ドイツのシュトゥットガルト公立美術アカデミー、ハンガリーのハンガリー国立美術大学でも学んでいます。現在ノースカロライナ州で制作しています。アメリカで数多くの展示をしており、海外では今までにドイツ、ハンガリー、日本、台湾、アラブ首長国連邦などで作品が展示されています。近年の主な展示では、Craven Allen Gallery(2019年)、SOCO Gallery(2018年、2016年)、Michael Schultz Gallery(2016年、2014年)、Sherrick & Paul(2015年)での個展、シャルジャ大学付属 Rewaq Gallery(2019年)、Jack Shainman Gallery(2017年)、Michael Schultz Gallery(2017年)、KOKI ARTS(2016年)でのグループ展、美術館での展示では、CAM Raleigh(2019年)、ギブズ美術館(2016年)、ノースカロライナ美術館(2016年)、デューク大学付属ナッシャー美術館(2015年)などがあります。
KOKI ARTS(コウキアーツ)
www.kokiarts.com
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tel:03-3865-8650