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日動画廊1944 愛知県羽栗郡木曽川町(現一宮市)に生まれる
1952 名古屋市に転入
1962 県立旭丘高校美術課程卒業
1966 武蔵野美術大学油絵実技専修科卒業
1968 中部春陽会展 中日賞
1969 田村雄二(商社勤務)と結婚 夫の赴任地であるインド・カルカッタ(現コルカタ)に同行
インドに滞在 ベンガル州、北部インド、ネパール、カシミール、デリー、南部インド等に旅行し、大地に生きる人々、風土を描き始める
アジャンタ・エローラの石窟寺院、仏教遺跡などインド美術にふれる
1974 帰国後、初個展/油彩・デッサン『印度の女たち』(銀座・文芸春秋画廊)を開く
1975-86 インド・ラジャスタン州(シカバティ地方、ジャイプール・ウダイプール・プシュカル・ジュンジュヌ)、ベナレスなど数度に亘り取材、制作旅行
1976-82 女流画家協会出品
1978 女流画家協会 船岡賞
1981 女流画家協会 安田火災美術財団奨励賞
1977-83 三軌会展出品
1977 三軌会展出品 奨励賞
1982 三軌会展出品 三軌会賞
1983 三軌会展出品 35周年記念賞
1980 安井賞展出品(~87まで7回出品)
個展『被衣女群像(かつぎの女たち)』(銀座・資生堂ギャラリー)
1982 個展『被衣女群像(かつぎの女たち)Ⅱ』(銀座・資生堂ギャラリー、名古屋・中日ギャラリー)
昭和会展 優秀賞
1983 現代の裸婦展「風に聴く」グランプリ
インド・シカバティ地方のブオノ式壁画を探訪
明日への具象展出品(~84)
現代の女流展出品(~99)
画文集「被衣女群像印度」(形象社)出版
素描展『被衣女群像』(銀座・東京セントラル絵画館)
1984 国際形象展出品(~86)
日本青年画家展(~89)
1988 日本青年画家展 優秀賞
1985 具象絵画ビエンナーレ出品(~89)
現代日本絵画展出品(於インド・ニューデリー)
現代女流美術展出品(~95まで)
個展『陽炎女(かげろうびと)』(銀座・和光)
岐阜県多治見にて、志野焼陶板画「鬼童」「ぼたん」製作(青梅慶友病院蔵)
エッセイ集「印度・陽だまりの女たち」(筑摩書房)刊行
具象現代展出品
1986 文化庁在外研修員として北京中央美術学院に留学 北京・王府井の留学生宿舎に滞在
留学の終盤に西安を基点として、シルクローでへの単独旅行 トンコウ、ウルムチ、トンファン、アクスを経てカシュガルに至る 同地にて数週間滞在して、老人や女性の「ひとのかたち」を素描にとどめる
個展 油彩・デッサン『沙の民』(名古屋・松坂屋)
1987 個展 デッサン『陽炎女(かげろうびと)Ⅱ』(渋谷・西武百貨店)
1987-94 中国、シルクロード(西安、ウルムチ、トルファン、カシュガルなど)への数度のたびを重ね、土漠の人々の群像を描く
1988 個展 油彩『砂の箱舟』(渋谷・西武百貨店)
画文集「女ひとりシルクロードを描く」(日本経済新聞社)刊行
1989 日本秀作美術展出品
中国西安市ホテル(唐華賓館)の壁画「二都花宴図」に対して中国政府より
軒轅杯国際芸術特別賞(壁画は中国政府に寄贈)
日本の絵画・新世代・1989年出品
前田寛治大賞展「孤のとき」佳作賞
1990 両洋の眼展出品(~93、98-08)
現代絵画展出品(~93)
世田谷美術展出品(~06)
1991 現代の視覚展出品(~93)
現代日本絵画展出品(於北京故宮博物院)
1992 現代の素描展出品
油彩「夢見人(ゆめみひと)」世田谷美術館に寄贈
1994-95 個展『沙風のかたちーアジアの大地に生きる』 (日本経済新聞社主催
有楽町アートフォーラム、丸栄・名古屋、髙島屋・大阪難波へ巡回)
画文集「風と沙と女たち」(日本経済新聞社)刊行
1995-98 夫の赴任先であるタイ・バンコックに同行
南国の光と明るい色彩の中で壁画・油彩画などを制作
タイと日本を度々往復して横浜みなとみらいコンサートホールをはじめとして壁画7作を制作
2000 タイより帰国後初めて個展『風の彩』(日本橋・壷中居)を開く
2001 個展『アジアに吹く風(素描展)』(名古屋・古川美術館)
2002 延命寺(千葉・白井市)「二都花宴大梵鐘」レリーフデザインを行う
2004 個展『田村能里子の宇宙』(日本経済新聞社・テレビ東京主催、
中国・インド・タイ在日大使館後援・東京丸ビルロビー及びイベント会場)にて、デジタルフォトプリントによる実物大壁画、、油彩、素描など約200点を展示
2006 個展 油彩・デッサン『アジアの風・田村能里子の奏でる世界』(名古屋・古川美術館=為三郎記念館)
後半より宝厳院襖絵制作のための準備に取り掛かり、冬より東京・渋谷のスタジオにて全58面の制作を開始
2008 大本山天龍寺塔頭宝厳院本堂再建襖絵完成記念「田村能里子展」(日本経済新聞社主催 日本橋高島屋・ジェイアール名古屋タカシマヤ・京都高島屋へ巡回)