締切:2015年7月15日~9月15日
岡本太郎賞;1名 賞金 200万円
◆◆概要◆◆
1954年、岡本太郎43歳のときに出版された『今日の芸術』。
この本には、「時代を創造する者は誰か」というサブタイトルがつけられていました。
1996年、岡本太郎没、享年84歳。
その直後、岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年 岡本太郎現代芸術賞に改称)、通称「TARO賞」が創設されました。
彼の遺志を継ぎ、まさに「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。
今年は第19回をむかえます。
「時代を創造する者は誰か」―この半世紀前の太郎の真摯な問いかけを胸に刻んで、創作活動に邁進する方々の、幅広い応募を呼びかけたいと思います。
応募規定に沿う作品であれば、その形状、技法等はまったく自由。
美術のジャンル意識を超え、審査員を驚かす「ベラボーな」(太郎がよく使った言葉です)作品の応募を期待しています。
◆◆応募期間◆◆
1次:2015年7月15日~9月15日
2次:2016年1月下旬
◆◆応募資格◆◆
作品を自ら創作し、その著作権を有する個人または団体。国籍・年齢及びプロフェッショナル、アマチュアを問いません。
◆◆出品料◆◆
不要
◆◆賞◆◆
岡本太郎賞 200万円 1名
岡本敏子賞 100万円 1名
(上記受賞者には岡本太郎記念館で作品展示の機会が与えられます)
特別賞総額50万円(複数名)
◆◆審査員◆◆
椹木 野衣(美術評論家/多摩美術大学教授)
平野 暁臣(空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長)
北條 秀衛(川崎市岡本太郎美術館館長)
山下 裕二(美術史家/明治学院大学教授)
和多利 浩一(ワタリウム美術館キュレーター)
(50音順)
◆◆出品規定◆◆
1. 表現の技法は自由です。
2. 作品の大きさは、平面(高さ5m×幅5m)、立体(高さ5m×幅5m×奥行5m)の範囲におさまるように考えてください(野外作品は除く)。展示の際は、配分された展示スペースに応じて設置サイズを調整していただきます。
3. 映像機器が必要な場合、機器と配線は作家自身が用意してください。また展示に必要な所要電力量(W)を明記してください。
4. 展示室内にはネットワーク環境がありません。インターネット回線が必要な場合は作家自身で整備をしてください。
5. 応募要項には、作品に使用する素材をすべて明記してください。
カビや虫等、他の作品及び館内に影響を及ぼす危険が事前に判断された場合、または事態が生じた場合は、入選後でも該当作品を変更ないし撤収となる場合があります。作品に使用する素材には、他に影響を及ぼさないものを使用するか、事前にカビや虫を殺す処置(くん蒸)を施すなど、十分に留意してください。
6. 新たな視点や表現技法によって創作された芸術作品で、第三者の著作権、肖像権、その他一切の権利を侵害していないものに限ります。
7. 過去に、他の公募展で入賞した作品及び商品化された作品は応募できません。
8. 展示室内での応募作品、関連商品の販売、もしくは販売に類する表示、呼びかけはできません。
9. 入選が確定した後、作品のタイトル、形状、構成、材質などが著しく応募作品と異なる場合は入選を取り消すことがあります。
◆◆募集要項、お問い合わせほか◆◆
http://www.turner.co.jp/award/acryl/