TEFAFとして広く知られるヨーロピアン・ファイン・アート・フェア2010が日曜日、幕を閉じた。
世界的に不況が続き、多くのコレクターが美術作品を買うのをためらうと思われたが、終わってみれば、売り上げは昨年よりも多かった。
最低27憶ドルにも上る作品が集まり、7万2500人(昨年比7パーセント増)もの人々がフェアに来場した。
ルーカス・クラナッハ作「David and Bathsheba」(1534)が今回のフェア最高額である710万ドルで取引された。
また、近代作家の作品はコレクターたちに人気があり、昨年のメジャーなオークションでよく売れたこともあってか、ジャン=ミシェル・バスキア作「Busted Atlas 2」(1982)は240万ドルと、こちらも高値で売られた。
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