ジャン・リュック・ゴダール氏やフランソワ・トリュフォー氏らと共に、国際的に映画界に影響を与えた映画革新運動「ヌーベルバーグ」(新しい波)の中心人物の一人だったフランスの映画監督、エリック・ロメール氏が11日死去した。89歳だった。
死因の詳細は明かされていないが、AFP通信によると、1週間前からパリの病院に入院していた。
「六つの教訓話」シリーズの「モード家の一夜」(1969)がオスカー候補に選ばれ、注目を集めた。「緑の光線」(1986)はヴェネチア映画祭で金獅子賞に輝いた。
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