フランスの美術館労働組合のストライキにより、パリのポンピドゥーセンターが23日から休館している。ポンピドゥーセンターの休館から始まったこのストライキは、フランス国内の美術館スタッフのリストラ計画を受けてのもので、2日現在ではオルセー美術館や凱旋門など、パリ市内の有名美術館や観光地のほとんどが閉まる事態に陥っている。
ただ、ルーヴル美術館やヴェルサイユ宮殿はオープンしており、ルーヴル美術館では、ストライキによりスタッフが通常より少なく、来館者に迷惑をかけているお詫びとして、入場料を半額にしている。
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