トーリー党であるロンドン市長、ボリス・ジョンソン氏とロンドン美術評議会のバトルはますます白熱しつつあるようだ。
今月初め、政治的支援者としてヴェロニカ・ワドリー氏をロンドン美術評議会会長として任命しようとしたが、その試みが阻止された。文化大臣ベン・ブラッドショウ氏は、縁故主義的な行いであり、規約に反するとして任命を阻止しあ。イギリス美術評議会会長であるリズ・フォーガン氏はこのことについて、「美術についてほとんど信頼性がない」としている。
ワドリー氏の本職はトーリー党系イヴニング・スタンダード紙の編集長。2008年の市長選でジョンソン氏を支援していた。
しかし、ジョンソン市長は撤回を拒否。市長は任命妨害を受けた後も、ワドリー氏が再び立候補した場合にはワドリー氏を任命できるような方法を探している。。
ガーディアン紙は、「振り出しに戻って一からやり直すようなこの決定は、他の三人の最終候補者を激怒させるだろう」としている。
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