今年2月、ニューヨーク市気候変動識者委員会は、地球温暖化がこのまま進むと、海抜が市街地まで上がり、その結果地盤が危険にさらされることを予測した。そして今、近代美術館とP.S.1 Contemporary Art Centerはこの問題の解決に取り組んでいる。
2つの美術館は2日に共同声明を発表。解決法に取り組むために、調査グループを組織。水位が上がることでもたらされる危険について、2010年3月に開催される展覧会「Rising Currents」の中で解決法を提案する予定。また、美術館は4つの建築グループ「LTL Architects」「Matthew Baird Architects」「nARCHITECTS」「SCAPE Studios」に参加を呼びかけている。それぞれの団体はそれぞれニューヨークの異なったエリア―the Hudson River、Kill van Kull、Verrazano Narrows、the Gowanus Canal、を割り当てられ調査をする。
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