ストックホルムアートギャラリーの元オーナーが、美術作品偽造詐欺で3000万クローナ騙し取ったとして告訴された。
ディーラーの名前は明かされていないが、アルベルト・ジャコメッティやエドヴァルド・ムンクなど、現代美術においての重要作家などの作品を偽造した。
警察の発表によると、家宅捜索で15点の偽造美術品を見つけたとのこと。またこれらの偽造美術品は、スウェーデン国立美術館を騙った証明書と共に売られていた。
また犯人は、ジョルジュ・ブラックの作品を担保に20万クローナの融資を受けており、さらにはヴィクトル・ヴァザルリの作品を売ろうと企てていた。
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