9月21日にサザビーズ・ロンドンで行われた「アート・フォー・アフリカ」は、南アフリカの子供たちを援助するアフリカ基金に45万ポンドの寄付金をもたらした。
この日の最高額をたたき出したのは、Anthony Gormley氏の「Standing Matter XX(2009)」。13万ポンドで落札された。南アフリカ人アーティスト、Marlene Dumas氏とナイジェリア生まれのイギリス人アーティスト、Yinka Shonibare氏の作品も、両氏の過去のオークション取引価格をそれぞれ大きく上回る額で落札された。Dumas氏のドローウィング「Would Jesus Have Done the Same?(1994)」の価格は3万ポンドであったが、今回のオークションでは3.2万ポンドで購入された。Shonibare氏の「The Sleep of Reason Produces Monsters(Africa)(2008)」は予想額2万ドルのところ、3.6万ドルであった。(なお、チャリティーオークションのため、手数料などは徴収されない見込み)
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