アニー・リーボヴィッツ氏とリーボヴィッツ氏に2400万ドルを貸付た会社、アートキャピタルは、リーボヴィッツ氏の財源を再構成し、訴訟については和解することに合意したことを、今月11日午後発表した。
貸付金の支払期限は9月8日であったが、その後の交渉によって、リーボヴィッツ氏が担保に入れた不動産の権利と作品の著作権を失った事実を受け、容赦する内容の和解に至った、という共同声明を発表した。
共同声明文は次の通り。
2009年7月29日にアートキャピタルがリーボヴィッツ氏に対して起こした訴訟を取り消し、9月8日に予定されていた2400万ドルのローンの満期日を延長する。
また、リーボヴィッツ氏は不動産権利と著作権をアートキャピタルから購入し、これらの専属代理人になり、これらの資産運用をすることでローンを返済する。
「この困難な状況の中、問題解決のためにアートキャピタルがしてくださった協力と継続的サポートに大変感謝しています。そして、家族や友人、仕事関係の皆さんには支えていただいて感謝しています。」
とリーボヴィッツ氏は語った。
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