アニー・リーボヴィッツ氏は、自身の作品としてイタリアのラヴァッツァコーヒー社のキャンペーンに起用した写真が、他のイタリア人写真家の作品のコピーライトを侵害するとして、30万ドルの賠償金を支払うよう訴えられた。
訴えたのは、シエナ出身の写真家パオロ・ピゼッティ氏。ピゼッティ氏がラヴァッツァ社から依頼を受けてカレンダー用に撮影したベニスとローマの写真が無断で複製され、リーボヴィッツ氏の写真として起用された。ピゼッティ氏は、これをコピーライトの侵害であると主張。
先週金曜日に提出された訴状では、リーボヴィッツ氏がピゼッティ氏の許可を取らずに、ローマ・トレビの泉の写真と、ベニス・聖マルコ広場の写真を無断で使用したと訴えている。
すでに2400万ドルのローン問題で他から訴えを起こされているリーボヴィッツ氏のスポークスマンは、この訴えに対し、「訴状を見ていないのでコメントはできない」としている。
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