ウェールズ人彫刻家バリー・フラナガン氏が先月31日、68歳でこの世を去っていたことが分かった。
17歳にして彫刻家になることを志し、バーミンガムカレッジオブアート、セント・マーティンズなどで美術を学び、セント・マーティンズでは後に教鞭を執った。
また、ロイヤル・アカデミー・オブ・アートのメンバーでもあり、多額の寄付をしたことでも知られていた。
ウェールズ生まれ。2001年にアイルランドの住民権をとり、その後8年間はダブリンで生活していた。
代表作は1970年代後半から制作されたブロンズ製ウサギの彫刻。(名古屋市美術館、福岡市美術館他所蔵)
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