パリのピカソ美術館は世界でも知られる、ピカソの作品を数多く有する美術館だ。
そのコレクションは5,000点にも及ぶとされているが、現在の展示スペースでは250から300点しか展示ができないというのが実情である。
そんなピカソ美術館が、8月24日から2年半に渡り、1,800万ドルをかけて大々的に拡大工事をする。
パリの中でもおしゃれなお店が集まるマレ地区、17世紀バロック様式のメゾンにピカソ美術館がオープンしたのは1985年のこと。
今回の改装工事では、足の不自由な人のためのエレベーターや、展示スペースの拡大、学生が訪問した際のホールを加えたりなどする。
改築工事が終了し、再び開館するのは2012年の2月予定。
関連記事:ARTINFO 2009.08.24