歴史的なあの瞬間―ベルリンの壁崩壊から20年目になる今年、各地でベルリンの壁に関わるアートプロジェクトが催されている。
ロサンゼルスのアートプロジェクトでは3週間にわたりベルリンの壁を再現したり、ベルリンのパブリックアートセンターでは、壁が崩れた日である11月9日まで、地元住民や観光客が冷戦の象徴であるベルリンの壁、それも実際のベルリンの壁に文字を書いたり絵を描くことができる、というプロジェクトを行っている。
「Write the Wall」と名づけられたこのプロジェクトは、オンラインで壁が変化していく様子が写真でみることができる。
また、イーストサイドギャラリーと呼ばれる地区には、1989年にベルリンの壁が崩壊する以前からペイントされた壁が残されており、アーティスト達は自分達が作品を描いた壁の修復に精を出している。
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