ジョン・F・ケネディ・パフォーミングアーツセンターは、アメリカ議会指導者やミシェル・オバマ大統領夫人らの支援の元、不況で苦しんでいる芸術組織を救う取り組みを行うことを昨日発表した。
ケネディ芸術センター長であるマイケル・カイゼル氏は、来年にかけてアメリカ合衆国内50州と、プエルトリコのアートリーダーに会う予定。今年2月以来、センターは戦略として「難局にある芸術」に対し、資金調達やマーケティングなどのために緊急対策の立案アドバイスを提供。
オバマ大統領夫人は、芸術や文化活動は60万人の雇用を生み出し、1600億ドル以上の経済効果をアメリカにもたらすとし、「アメリカが今後刷新的であるためには、人々が芸術に触れる機会を失わせてはいけない」と語った。
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