コダック社(アメリカ)は、74年間写真の歴史を支えてきたコダクロームの製造を今年で終了することを発表した。
コダクロームは、1935年に世界で初めて市販のカラーフィルムとして発売され、以来多くのプロカメラマンたちに愛用されてきた。しかし、後に発売されたフィルムへの乗り換えやデジタル化の波に押され、現在ではコダクロームの売り上げはコダックの写真用フィルム全体の1%にも満たなかった。
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