エスト・ウェストオークションズ株式会社(代表 関 敬)と株式会社ディスカバリーナショナルオークション(代表取締役社長 岩瀬一記)は、2007年8月27日に開催された株主総会において2008年1月1日をもって対等合併することで合意した。
エスト・ウェストオークションズ - は、1984年に創業された日本で最も歴史のあるオークション会社。ガレ、ドームなど西洋アンティークの扱いを得意とし、2006年3月開催のセールでは、エミール・ガレの傑作「花瓶―孤独の中の休息」が2億5百万円のワールドレコードで落札された。
また2007年5月開催のポストウォー&コンテンポラリーセールでは、パブロ・ピカソの「旗を持つ男」が4億2千万円で落札され、日本国内のオークション最高落札価格を更新した。
- ディスカバリーナショナルオークションは、2000年に設立され、2006年度の取扱高で国内3位に急成長。2005年のセールでは横山大観の「霊峰不二」が6200万円で落札されるなど近代日本絵画の販売で実績を残している。
また、2007年2月に開催したジュエリーオークションでは、13カラットのイエローダイヤモンドを3500万円で落札。2007年夏には「魯山人来たる」の全国キャンペーンを展開し、魯山人の代表作80点を総額1億3千9百万円で落札した。