出展画廊の内訳は、古美術工芸系13、洋画日本画系42、現代美術系43(海外5都市)の計98画廊・美術店。いずれも質の高い作品、2,500点が出品された。
平日開催にもかかわらず、9日のプレビューを含めた4日間で約32,000人が来場、活発な取引が行われた。
会期終了直後の総売上げは約10億円となり、前回の3億円(アフターセールを含む)に比べ大幅な伸びを示し、アジアのアートフェアの中で確かな存在を国内外に示した。
今回初めて行われた9日午後4時からの特別内覧会(ファーストチョイス)では、開始1時間でほぼ完売というブースもあり好調なスタートを切った。
特別内覧会には、安倍首相夫人が来場し、森美術館、地中美術館、原美術館、東京都写真美術館、国立国際美術館、ポーラ美術館、メルシャン美術館などの美術館館長、また、ゴールドマン・サックス証券株式会社、モルガン・スタンレー証券株式会社、UBS 証券会社、UBS 銀行、クレディ・スイス証券株式会社、ドイツ証券株式会社、香港上海銀行、ピクテ ファイナンシャル マネジメント コンサルタント株式会社、みずほ銀行、新生銀行ほか、外資系を中心に金融関係者の来場も多数あった。
海外からも、テート・リバプール(リバプール)、上海現代美術館(上海)、 メゾン・ルージュ(パリ)などの美術館、フリーズ(ロンドン)、メルボルンアートフェア(メルボルン)、Sh contemporary 07(上海)、中国国際画廊博覧会(北京)などのアートフェア、そしてクリスティーズやサザビーズなどのオークションハウスからの視察もあり、日本のアートマーケットに対して世界からの関心が高まっていることがうかがえた。
今回以降は毎年開催となり、2008年は東京国際フォーラムにて4月4日(金) - 6日(日)の開催が決定している。
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