加賀美健は、1974年東京生まれ。現在も東京を拠点に制作活動をしています。
主な展覧会に2015年にアーティストのパピーズパピーズがデトロイドのワット・パイプラインで企画した「Green」、同年コメディーをテーマにしたグループ展「コメディー・コンクリート」MISAKO & ROSEN、2013年にウイシコンシン州ミルウォーキーのザ・グリーン・ギャラリーで開催されたスコット・リーダーとの2人展「The Future Is Stupid」、同年開催の個展「SPICY!!!」ナディッフ・ギャラリー(東京)、2006年にはウィーンのクリンジンガープロジェクトにて開催された個展「ハローウィン」があります。
2015年のフリーズロンドンのライブセクションにて披露したポートレイトセッションのパフォーマンスが話題をよび会期中に2000人が集まりました。
本展覧会は「DOG」というタイトル通り、犬をテーマにした展覧会です。ですが展覧会の中で実際の犬の姿を観る事はないでしょう。
ペットとなった犬を通し、この展覧会では犬の気持ちを代弁するような、また犬への愛情を表現した展覧会になるでしょう。
ペットはいまでは家族の一員です。ペットとなった犬は愛くるしく家族の癒しとなり共に幸せな生涯を過ごすでしょう。
ですが、東京の街のそこらじゅうで目にする犬すべてがこのように幸せなのでしょうか?人間社会の常識により過激にスタイリングされた犬は本当に幸せなのでしょうか?加賀美健はそういったペットにまつわる現象をブラックユーモアにのせて展開していきます。
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