MISAKO & ROSENでは、廣直高の3度目となる個展「Red Olive, Golden Lips」展を開催します。廣は、1972年大阪生まれ、現在はロサンゼルスを拠点に制作活動を行っています。
今年は、カリフォルニアのパモナ・カレッジ美術館での展覧会に加え、フランスのノアジエル地方にあるラ・フェーム・デュ・ブッソン現代アートセンターのグループ展への参加が予定されています。
また、先日までチャールズ・ジェームズギャラリーにてThe Pitを主催するアダム・D・ミラーとデヴォン・オダーによるキュレーション展に出展、現在はアーティストのケイト・コステロとリズ・クラフトのキュレーションによる「ミラー・エフェクト」展がロサンゼルスのThe Boxにて開催中です。
その他、2013年に個展を開催したことのあるニューヨークのブレナン&グリフィンのグループ展に参加、2014年にはニューヨークのフラッグ・アート財団のグループ展「East Side to the West Side」や、The Boxにてポール・マッカーシーとベンジャミン・ウエイスマンとの3人展「Men in LA」に参加するなど近年は精力的に展覧会活動をしています。
3度目となる本展覧会「Red Olive, Golden Lips」は、水彩ドローイングと日本初公開の映像作品「ザ・ピット(ダンサー・ウィズ・ゴールデン・リップス)」に加え、新作ブロンズ「Red Olive」から構成されます。
展覧会を追うごとに続けられてきた廣の探求は、常に肉眼では決して知る事のできない彼の自身の未知の身体部分についてです。今回の東京の個展では、数年の間に手がけてきた新作ドローイングを発表します。ドローイングは、廣が続けてきた一連のテーマと繋がりながらも、これまでの物理的な実践と比べより日常的で抽象的であり、想像力に徹した作業に変換されています。この機会にどうぞご高覧ください。
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