GALLERY MoMo Ryogoku では4月25日(土)から5月30日(土)まで、村田朋泰の6年振り7回目の個展「edge」を開催致します。
村田朋泰は1974 年東京都生まれ、2000 年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業制作「睡蓮の人」が、2002 年第5 回文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門最優秀賞を受賞し、その後も大学院卒業制作作品「朱の路」が第9 回広島国際アニメーションフェスティバルで優秀賞を受賞、さらにMr.Children の「HERO」のPV を手がけ一躍知られるところとなり、2009 年から現在も続いているNHK の子供向けのアニメーション「森のレシオ」は子供ばかりでなく幅広い層から支持され、アニメーション作家として活躍の場を広げています。
2006年の目黒区美術館に於ける個展ではパペットアニメーションをアートの水準に引き上げ、2008 年の平塚市美術館でもインスタレーションと映像による総合芸術として、小さな子供から高齢者の方々まで多くの方の琴線に触れ、入場者数とリピーターの多さでも記録的な展示となりました。
今個展では本来の村田ワールドに回帰するような2 点の新作立体アニメーション作品とミニチュアセットを利用した空間作品を展示する予定です。
作品には「翁の面」と「翁舞い」が登場し、「翁舞い」は翁の面をかぶり「天下安全五穀豊穣(Tenka safety bumper crops)」を祈願する舞いであり、翁とは変動する
世界を眺める縁(ふち)として存在していることから、今展には「edge」つまり縁(ふち)というタイトルが付けられ、農業、酪農、漁業といった風土と深く関わりのある日本人にとって、日本人本来の姿を物語ることにしたと作家自ら述べています。
新作によるアニメーション作品をこの機会にご高覧いただき、新たな村田ワールドをご堪能ください。
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