Maki Fine Artsでは、10月25日(土)より、金理有と山上渡による二人展「Magic Real」を開催致します。
本展は、「現実世界はMagicalである」という、2名のアーティストをつなぐ共通のコンセプトを基に、企画されました。展覧会のタイトル「Magic Real」(マジック・リアリズム)とは、ラテンアメリカで生まれたとされる、主に文学と美術の表現動向です。「大地の魔術師展」(1989年、ポンピドーセンター)から四半世紀を経た今、新世代アーティストのスタンドポイントを示した展覧会です。
金理有は、1980年大阪生まれ。いま最も注目を集める若手陶芸家であり、「横浜トリエンナーレ2011」、「BASARA」展(2010年、スパイラルガーデン)、個展「宇宙的恐怖」(2013年、SNOW Contemporary)等、現代美術アーティストとしても高い評価を得ています。
山上渡は、1981年高知生まれ、長野在住。2014年にグループ展「THE MIRROR : Hold the mirror up to the nature」(名古屋商工会館/東京)に参加、個展「エデン」(2011年、Maki Fine Arts)など。「増殖と変容」、そこから生まれる結びつきをテーマとして、ペインティング、立体、インスタレーションを展開しています。
本展では金のセラミック作品、山上の新作ドローイング及びペインティングを展示します。現代と古代文明のハイブリット、ストリートカルチャーとシャーマニズムを融合させたような、幻覚と現実のどちらでもない「Magic Real」という不可思議な世界の輪郭を浮かび上がらせます。どうぞご高覧下さい。
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda #205
Tel:03-6806-0615