この度、MISAKO & ROSENでは、八重樫ゆいの2度目の個展「行儀と支度」展を開催いたします。
八重樫ゆいは、1985年千葉県生まれ、現在は東京を拠点に制作活動をしています。
現在東京オペラシティーアートギャラリーで開催中の「絵画の在りか」(9月21日まで)展に参加しています。
https://www.operacity.jp/ag/exh166/
八重樫は、一貫して直線のみと小スケールの絵画を制作しています。色やキャンバスの形によって壁面に構成されたインスタレーションは、この謙虚なただずまいであるがゆえに放たれる存在感があります。
制作プロセスに常に焦点があるように、八重樫の絵画は自身で編み出した実験的な構造によってコンセプトが成り立っています。色を重ね合わせるために必要な支度は、スケジュールと行程が決められ、この行程は色や形によって生み出されるビジュアルをコントロールする要因にもなっています。完成した絵画は、同時に完結した絵画行程を見せるという結果を生み出しているのです。
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