この度、東京画廊+BTAPでは5月10日(土)より林武史個展『石の言葉』を開催致します。
林武史は1956年岐阜県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科を修了後、1998-99年に文部省在外研究員としてパリに滞在し、現在は東京藝術大学で教授を務めています。2012年には「第六回円空大賞展 大地と共鳴 -- 創造の原風景」で円空賞を受賞しています。
林の彫刻の特徴は、複数の石を配置して抽象的な空間を創造することにあります。本展では、風炉先屏風をモチーフに制作された最新作<石の言葉>を発表致します。2006年の個展のオープニングパーティーで、林は大理石で制作した四畳半の作品<石間>の上で茶会を催しました。そのとき林は、空間を仕切るパーテーションでありながら、実際には目隠しとしての役割を果たさず、空間の関係を仕切る風炉先屏風の存在に強く惹かれたと言います。
東京画廊+BTAPでの四回目の個展となる本展覧会では、これまで林が一貫して制作してきた石の彫刻に加え、木を使った新作を発表致します。
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