児玉画廊(京都)では、3月29日より4月26日まで関口正浩「遠くの正面」を開催致します。
関口は、皮膜状に乾燥させた油絵具によって画面構成を行う作品を一貫して制作しています。
大きなシリコンボードの上に塗り広げた絵具を乾燥させると、一枚の布のような状態で絵具をボードから剥がすことができます。そうして作成した様々な色彩の絵具の膜を重ね合わせたり、ちぎり絵のようにしてみたりと、絵具でありながらも絵筆では表現しえないテクスチャーが得られるのです。
今回の個展では、額装のフレームの中でガラス面とベースパネルの狭間に絵具の膜を押し込めた、新しいシリーズが発表されます。
〒601-8025 京都市南区東九条柳下町67-2
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