安井寿摩子(やすい・すまこ)は1959年大阪生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業後、銅版画を数多く制作し、関西を中心に定期的に個展やグループ展で発表を続けています。
安井の銅版画は繊細なエッチングに、色彩は全て一枚ごとにパステルで彩色された作品で童画のようなやさしい画面が特徴です。その幻想的で温かみのある作品は村上龍、藤本義一、池上永一などの本にも使われ、また新聞の挿絵や本の装画などにも多く使われています。さらに近年は絵本の執筆なども行い多方面で活躍し多くのファンを魅了しています。
本展は当画廊にて2年ぶりの新作展となります。色彩豊かな銅版画のほかにドローイングなども含め約30点の展示となります。
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