具象画・抽象画の枠組みにとわれず、多彩な作品を描き続けた須田 剋太(1906-1990)。埼玉県に生まれ、当初具象画の世界で官展の特選を重ねましたが、1949年抽象絵画の旗手・長谷川三郎と出会い彼の理論に共鳴し、以降、主に抽象画を制作。力強い奔放なタッチが特徴で、道元禅の世界を愛しました。
1971年より司馬遼太郎の紀行文集『街道をゆく』の挿絵を担当、また取材旅行にも同行しました。
今回の展覧会では、油彩・グワッシュなど約20点展示致いたします。
ぜひご高覧ください。
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