「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として2004年から開催してきたシリーズ展です。第4弾となる本展では、シリーズ初の試みとして海外から若手ゲスト・キュレーター2名を迎え、森美術館キュレーターとの共同企画により、京の日本の現代アートをグローバルな視点から考えます。
本展タイトル「アウト・オブ・ダウト」は、東日本大震災以降、社会的な自覚や意識が明確に高まっている現在の日本において、これまでのあらゆる社会通念や既存の制度に向けられた疑念(ダウト)から、どのような生産的な議論を生み出せるかという問題を提起しています。
参加アーティストは29組、1970~80年代生まれが中心ですが、日本を歴史的に再検証する意味で、戦後の前衛的な日本美術を牽引してきたアーティストたちとの世代を超えた対話も試みます。また、地理的な意味での日本に限定せず、日系/在外アーティストを含めることにより、日本の文化の拡がりについても考察します。
一般1,500円、学生(高校・大学生)1,000円、子供(4歳-中学生)500円
※上記の入館料で同時開催の「MAMプロジェクト019:エムレ・ヒュネル」展および展望台 東京シティビューにもご入館いただけます(スカイデッキ除く)。
※ご利用当日のみ有効。
※スカイデッキへは別途料金がかかります。
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