シャープで洗練されたフォルム、色彩豊かに輝く金属風の光沢、光にかざすと透けるような白磁。
青木良太は器の文化の伝統をふまえながら、現代的な感性で独創的な作品を制作しています。
今までに誰も見たことがない、きれいなものを生み出したいと、何万ものテストピースによる釉薬の研究を続け、通常なら素焼きの後にかける釉薬を磁土に混ぜ込む独特の技法や、また金、銀、プラチナなどの素材も用い、伝統と現代の感覚の融合を試みます。
型にはまらない自由な発想と好奇心、研ぎすまされた美意識と技術力で日常の器から茶道具、彫刻まで、次々と新しい作品を発表する青木良太。
またファッションやデザインの分野とのコラボレーションも行い、陶芸の可能性を発見し続けているとともにその魅力を広く伝えています。
本展では普段使いの器を中心に、バラエティ豊かな作品を展示いたします。
〒600-8325 京都府京都市下京区西側町483番地(西洞院通 / 新花屋町通 西南角)1F
TEL :075-353-9994