竹﨑和征は、現在高知県を拠点に制作活動を行っています。近年では、主に重要な美術館を始め海外での展覧会にも参加しています。
主な展覧会に2012年に国立国際美術館(大阪)で開催された「リアル・ジャパネスクー世界の中の日本の現代美術」、ベルリンを拠点にするギャラリー、カートで開催された「i'll explain you everythiinnngggg」、2011年にヴァンジ彫刻庭園美術館で開催された2人展「東海道・新風景」展があります。
また、2013年にはオランダのクンストハーレ・KAdeにて開催される「NOW JAPAN」に参加する予定です。
今回の「数字と変奏」展はMISAKO & ROSENで開催する3回目の個展となります。
竹﨑和征の基本的な作風は、伝統的である風景絵画を現代的な試行を通して再考させるという手法です。2011年以降の竹崎の作品は、かの有名な広重の木版画について考察を始め、その風景画は複雑化して行きます。
今回の展覧会は、「変奏」という新しいアイデアを元に、他人が描いた作品と自信の作品をコラージュさせています。高校生が描いて捨てられそうになった絵を細かく裁断し、再構成しています。これにより表現する事が、複雑化するだけでなく最終的にアイデンティティーとその作品の意味の両方を複雑化させているのです。
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