動植物や人体、神、偶像などをモチーフとしたグラフィカルな図像。それを村上実帆氏は、ペンやアクリル絵具による絵とコラージュ技法をミックスさせて表現します。フィギュアの作り方や色彩など、アフリカのティンガティンガに通じる野趣あふれる美しさが独特で、ハーネミューレと和紙を使った工芸的な味わいも十分。インテリアやアパレル業界からの関心も高まっている新鋭です。本展は、彼女にとって3回めとなる個展。動物たちの休息をイメージした自薦のセレクションに新作を加え、大小約20点のプリント作品を展示・販売する他、今秋、BEAMS-TからリリースされるTシャツ、パーカーなどのアイテムも販売いたします。
村上実帆 グラフィックアーティスト
1987年、神戸市生まれ。京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科卒。在学中から作品制作を始め、2010年より東京を拠点に活動中。2011年に個展「BEAT」(原宿 LAPNET SHIP)を開き好評を集めた。以後、「OASIS」展(2012年、代々木上原 Fireking cafe)を開き、米・ロサンゼルスの「Licensing International Expo2012」に参加するなど、精力的に作品をリリースしている。2012年10月に、BEAMS-TからコラボTシャツとパーカーを発売予定。
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