池田衆は、写真を切り抜くことで別の形や空白、影を生み出し、絵画と写真の間を行き交う平面作品を発表しています。
1979年広島生まれ、現在東京にて制作活動を行っています。
Maki Fine Artsでの2回目の個展となる本展では、池田の画面構成上での「Blank」の意識が強く反映された、今後の新たな展開を示唆する新作11点を発表致します。
作品を完成とするとき・・・その目安の一つとして切った写真と切られた余白の、心地いいバランスがとれたときだと思っています。
余白とは光であり、空間であり無であり、それは想像力をかき立てます。イメージである写真とその余白が噛み合う強固な関係性を望んでいます。
今回の展示では額装された作品に加え、会期中に写真を切って作品化していくインスタレーションも行います。
それはギャラリーの白い壁自体も余白と捉え、作品のあり方なども追及する試みです。
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