目の前に実在するかたちと、かたちの中に埋もれるイメージを混在させることで強い個性と存在感を放つ窪田の作品は、常に現代彫刻の新しい可能性を示唆しています。
近年、イメージを出力した紙を握ることでボリュームを持たせて立体化し、それらを集積させることで彫刻を成立させる作品を発表してきた窪田ですが、本展では刺青を撮影し出力した画像を使い、図像を等身で彫刻に再現した作品を発表いたします。平面を立体にする矛盾を埋めながら制作された作品は、モチーフを示す像であり、ある人物の身体の部分であり、撮影という出来事の記録でもあります。
東京都渋谷区神宮前5-1-15 CHビル B1F
TEL:03-3797-1507
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