宮本承司は、1988年に大阪府に生まれました。2010年に大阪芸術大学芸術学部美術学科版画コースを卒業。現在、大阪市在住。第34回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館、2009年)で、収蔵賞と観客賞を受賞。今後益々、その活躍が期待されている若手作家です。
お寿司や果物等のモチーフへのこだわり、ユーモアあふれる造形、版の重なりによる奥行きや透明感など、宮本作品が持つ魅力に、多くの版画ファンの支持を集めて来ました。Gallery Jin Esprit+ での2回目の個展となる本展では、水性木版による新作約15点を展示予定です。
〈作家のコメント〉
「ごく身近なモチーフを木版画の技法を用いて表現することで、普段は当たり前だと見過ごしている面白さを浮かび上がらせようとしています。」
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