このたびisland MEDIUMでは、加茂昂個展『「絵画」と「生き延びる」』を開催致します。
震災による大きな環境の変化の中で、加茂は自分自身をあらためて見つめ直し、その結果を本展にて提示いたします。
〈作家ステイトメント〉
去年の3月、僕の日常がバグった。
しかし、想像力がなくならない限り、バグった日常を僕は生きていかないといけない。
想像力とは、「死はいつか必ず訪れる、あるいは一瞬にしてやってくる。ということを知ってしまってはいるけれど、やっぱりまだ死にたくないから、逆に生きたい!」
と思える力のことだから。
そして、想像力とは「芸術を作り出す力」でもある。
ということは、絵を描くことと生きていくということは同じことなのだと気づいた。
生きるということと、芸術とは死から始まるということを忘れないように、素直に、このバグった日常を、絵画と生き延びる。
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