17世紀オランダ絵画を代表する巨匠ヨハネス・フェルメール。
緻密な空間構成と独特な光の質感で描かれた作品群は、今なお人々を魅了してやみません。そして30数点しか現存しない作品数が、人々の興味をかき立てます。
本年、未だかつて観ることができなかったフェルメール作品《手紙を読む青衣の女》が初めて日本にやって来ます。現在、アムステルダム国立美術館では当時の色を蘇らせる修復作業が行われており、この修復後、世界初公開となります。
さらに、《手紙を書く女》、《手紙を書く女と召使い》も来日。フェルメール作品の中でも重要なモチーフとなっている「手紙」をテーマにしたこれら3点の作品から、その中に隠されたメッセージをこの機会にぜひ感じ取ってください。また、同時代に活躍したオランダ黄金期の画家たちによる手紙やコミュニケーションをテーマにした作品も併せて出品されます。
ヨハネス・フェルメールJohannes Vermeer 《手紙を書く女と召使い》"A Lady Writing a Letter with her Maid"
1670年頃 油彩・キャンヴァス アイルランド・ナショナル・ギャラリー Sir Alfred and Lady Beit Gift, 1987.
National Gallery of Ireland Collection.Photos ⓒ National Gallery of Ireland.Photographer: Roy Hewson
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