出品作家
榮水亜樹、鈴木ヒラク、中原一樹、水谷一
このたび、island MEDIUM にて、作家4 人による"Drawing ̶線を描くという営為̶"展を開催致します。
人はいつから人になったのか?二足歩行になり、手が使えるようになった。それでは、猿とどうちがうのか?そんなことを考えると、人が人として、機能しはじめるのは、人同士のコミュニケーションをし、そしてその過去現在未来を想像し、そして何かを伝えようとしてきたこと、そこにあるのではないか。
そのとき、「今」をとらえ、過去からある「今」を、そして未来を想像する行為として、「DRAWING」は役割をはたしたのではないか。「人」ならではの営み「営為」として、「DRAWING」は非常に有効な方法ではないか。
それを思うと、DRAWINGを考えることは、人を考えることと、同義であるように感じます。
今回『DRAWING』展を今、ここで、行うのは、未曾有の災害を経験した日本において改めて「人」のあり方を考え、これから行動していくにあたり、「DRAWING」について考えることが、とても重要になると考えたためでもあります。
今回出品して頂く4人は、そんな、人の根源を掘り下げる『DRAWING』展に、相応しいと考えた4人です。
ぜひ、彼ら4人の「DRAWING」を通し、これまでの、そしてこれからの「人」のあり方を考えるようなきっかけになればと思います。
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