物の見方や考え方は、年齢を重ねることで自然と変化する。作品を制作することによって、変化した物の見方や考え方にそれがあらたな変化を要求することがある。その変化に制作している自分自身が影響を受けてしまう。すると、物の見え方なり思考方法が整理されたり、さらに複雑化したりする。そういった変化の過程そのものが作品にさらなる影響を及ぼす。
生きる、ということが自然と不自然になるのに似ている。飼い主が飼い犬に似るように。しかしながら、ある種のリズムや規則に則って作品はできあがる気がする。
自分にとって生きるということや創造過程を経験するということは未だに不可思議な魅力に満ち、且つ禍々しいことのように感じる。
今村 仁
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