国立国際美術館では、2010年11月27日から2011年2月20日まで「ウフィツィ美術館 自画像コレクション 巨匠たちの「秘めた素顔」1664-2010」を開催いたします。
本展覧会は、東京大学を中心とする日本側とウフィツィ美術館との共同研究の成果を生かして企画され、これまで公開の機会が限られていた同美術館の自画像コレクションから約70点を厳選し、形成期から現代までの350年におよぶ流れを概観しようとするものです。
ウフィツィ美術館所蔵の自画像コレクションを日本で初めて本格的に紹介する展覧会であり、教科書に登場するような巨匠たちの素顔に迫るまたとない機会となります。
レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン ≪自画像≫ 1655年頃
モーリス・ドニ ≪家族といる画家の自画像≫ 1916年
また、日本を代表する現代美術作家の草間彌生さん、横尾忠則さん、杉本博司さんの作品がウフィツィ美術館の自画像コレクションに新たに加わったことを受けて、東京のイタリア大使館で寄贈式が行われました(2010年9月8日(水))。この3作品はイタリアでの公開に先立ち、日本での同展覧会で展示されます。
草間彌生 ≪自画像(Self-Portrait)≫ 2010年 ©Yayoi Kusama
横尾忠則 ≪眠っている私≫ 2010年 ©Tadanori Yokoo
杉本博司 ≪歪曲的宙感≫ 2010年 ©Hiroshi Sugimoto, courtesy of Gallery Koyanagi
All works ©Su concessione del Ministero per i Beni e le Attività Culturali
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