沖縄にこだわり沖縄を撮り続ける写真家 石川真生。
TOKIO OUT of PLACEでは、彼女のプライベートな側面にスポットを当てたシリーズ『セルフポートレイト -携帯日記- 』と、沖縄と日本の関係を問いつづけるシリーズ『日の丸を視る目』を展示しております。
2000年腎臓癌、2001年大腸癌を患った石川は2度の手術を乗り越えた後、自分の肉体を直視しセルフポートレイトを撮り始めました。人工肛門を曝け出しレンズに向かって笑う彼女には、壮絶な写真家魂が宿っています。近作の多くは携帯のカメラで自身の肉体や家族を真正面から斬新な構図で捉えています。
シリーズ『日の丸を視る目』では、逆に被写体を自身からモデルに移し、モデルたちに日の丸の国旗をもたせ『貴方にとって国家日本とは?』という問いを突きつけ表現してもらい、その場面を撮影しています。1993年から始まったこのシリーズは今や被写体となるモデルが140名を越え、現在も進行中のプロジェクトです。今回はその中から最近作約23点を展示します。
『セルフポートレイト −携帯日記−』 約60点
『日の丸を視る目』 最近作23点
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