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錦絵の美―国貞・広重の世界―
2010年6月12日（土）～8月 8日（日）
※作品保護のため、全作品展示替えします。
前期6月12日（土）7月11日（日）
後期7月13日（火）～8月8日（日）
月曜日休館（ただし7月19日は開館）、7月20日休館
10:00～16:30（入館は16:00まで）
静嘉堂文庫美術館



国貞　江戸自慢四万六千日　文政初期（1820年前後）

江戸時代後期（18世紀後半）以降、盛んに制作され、人々を魅了した木版多色摺浮世絵は、｢錦のように美しい｣という意味で、錦絵と総称されます。その錦絵界を代表する浮世絵師、歌川国貞（三世歌川豊国、1786-1864）と歌川広重（1797-1858）。特に、国貞は美人画と役者絵、広重は風景画の名手として知られています。

本展では、この二人の作品の中から代表作を選び、展示致します。静嘉堂所蔵の錦絵は、全て裏表貼り込みの帖仕立てとなっているため、殆ど光に曝されることなく保存され、現在まで制作当時の美しい色を保っている貴重なものです。いきいきとした江戸の女性たちの姿や、旅情あふれる名所の数々を、鮮やかで美しい色彩と共にお楽しみください。

静嘉堂文庫美術館
SEIKADO BUNKO ART MUSEUM

〒157-0076　東京都世田谷区岡本2-23-1
TEL:03-3700-0007