わたしたちが頼りにする「目」は、実はとてもだまされやすいもの。このような視覚の構造に目をつけたいたずらなアーティストたちは、イメージのはぐらしによって、わたしたちを錯覚と混乱におとしいれる様々な表現をくりだしてきました。本展では高松市美術館のコレクションを中心に、視覚と認識の概念に揺さぶりをかけるユーモアあふれる作品64点を「トリック・アート」としてご紹介します。あなたが見ているものは、本当にあなたが思ったとおりのものなのでしょうか?
高松次郎《遠近法の人物 No.192》1967年 高松市美術館
上田薫《なま玉子 J》1978年 高松市美術館
佐藤正明《Subway No 23》1977年 高松市美術館
福田美蘭《帽子を被った男性から見た草上の二人》1992年 高松市美術館
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