「アート」・・・とても一言では語れない奥深い存在である。
開催場所は都内で現役営業中の銭湯の2階。
元サウナ、マッサージ室、 休憩所の雰囲気がそのまま残る、懐かしい情緒溢れる空間です。
古代ローマのカラカラ浴場に代表されるように、人々にとって公衆浴場とは昔から子供 からお年寄りまで万人が分け隔てなく集いコミュニケーションを交わす場所であり続けてきました。
現在は見かけることが少なくなってきた銭湯です が、いまだに根強い需要がある施設でもあります。
また、日本人にとっての銭湯とは富士山の壁画、とすぐに連想がされるくらい、実は一番簡単にアー トと触れ合うことが出来る場所でもあります。
ホワイトキューブに整理整頓された展示、奇抜なスタイルのアーティストに受付の綺麗なお姉さ ん。非日常を再現することが当たり前の現代のアート。
その難解な理論はますます複雑に、そして専門的になってきているように見受けられるかもしれ ません。
しかしそれは、一つ間違うと高尚な美学というよりも、もはやただの現実離れした特異な世界の話なのかもしれません。
この イベントはそんなアートをもう一度手の届くところに引き戻し、素っ裸にして、何も武装出来ない形で自由に語り合える場所を目指します。
も ちろん販売可能な作品展示があり、そして日替わりで各種イベントが開催されます。
気になる作品があれば手にとって、もっとじっくり眺めてみたり、 もっと誰かと話をしてみたり、もっといろいろ調べてみたりする機会となるでしょう。
参加する団体、個人は様々なクリエイティブな分野か ら、新しい時代に意欲的に挑戦している人達や、専門分野を長く熱い眼差しで見守って来た人達です。
最先端のカルチャーを、ジャンルを超えて、ハイ もローもなく混浴させ、皆さんで「ごくらく、ごくらく~!」と、幸せな気分に浸ってみようではありませんか!
アートって結局、エンターテ イメントなのか? 学術なのか? それとも投資、趣味・・・? 社会とのつながり? デザインとの違い??
けれども最後には、そんなことはどうで もよくなることでしょう・・・
考えずに感じること、触れること、それを開放すること。
裸の付き合い、「アート天国」、ここに開催 いたします。
■概要
料金:入場料:¥1,500(全日通し券/入浴料1回込)
¥1,000(当日のみ/入浴料込)/¥500(半券持参で2日目の入場)
*全日券にはアート天国のタオルが付きます。数に限りがありますのでお早めにご来場下さい。
参加ギャラリー:
galeria de muerte、ZENSHI、竹次郎商工会 + ミサコ&ローゼン、タケニナガワ、ナンズカアンダーグランド、ユカ ササハラギャラリー、LOOP HOLE
特別ブース
BY, CHIDO PROJECT, 浜崎健立美術館
協賛
アンダーパブリック、上野経済新聞、(株)エヌ・デザイン、OBLITERATION RECORDS,(株)キリヤ・ピクチャーズ , 大和プレス, (株)東映アニメーション, スプラウト・ジャパン, パカーン.com, ワンピース倶楽部
トークイベント:
・「湯道」ホスト:近藤ヒデノリ(TOKYO SOURCE編集長)/中村ケンゴ(アーティスト)/新野圭二郎(アーティスト)
・アートと映画「映画界とVFXから見たアート」
ホスト:木村俊幸(VFX Studio LOOP HOLE) Toshiyuki Kimura
ゲスト:秋山貴彦(映画・VFX監督 代表作「HINOKIO」) Takahiko Akiyama
・アートとファッション「ファッション的視点からのアート」
ホスト:小林隆臣(服飾デザイナー)
ゲスト:平川武治(モードクリニシュエ)
・アート座談会
参加者:アート天国実行委員会
ゲスト:OJUN(アーティスト)
新宿区山吹町16(江戸川橋駅2番出口より徒歩8分)
http://arttengoku.exblog.jp/