日本の香りの文化は飛鳥時代に仏教伝来とともに日本に伝わりました。仏前を清め、諸仏に祈願するため香を焚く事が香りの歴史の始まりです。宗教の壮厳な雰囲気をかもし出し、人の心を清め、安らかにするため、香は大事な要素であったことがわかります。
本展では、飛鳥時代から人々に珍重され続けてきた「香木」をテーマに、伽羅、白檀、沈香などの香木と香木から創られた様々な形の工芸品や仏像、また仏教と香の関わりを展示紹介致します。香木の静謐な香りに精神を深め、神秘的な香りの世界を感じていただきます。
「伽羅原木」...伽羅(貴重な沈香の中でも更に最高級のもの)の原木を展示している
「沈香製木画箱」...沈香から創られた箱
〒438-0821 静岡県磐田市立野2019-15
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