No Man's Land 【ノーマンズ ランド】、それは解体前のフランス大使館旧庁舎を見る唯一のチャンス!
大使館が新庁舎に移転した後、旧庁舎においてNo Man's Landが開催されます。国際的に有名な、あるいは頭角を現し始めた、フランスおよび日本の多くのアーティストが参加します。作品は、そのほとんどが現場で制作され、事務室、廊下、資料室、階段、地下室、中庭など、屋内外のあらゆる空間に展示されます。ヴィジュアル・アート、ファッション、デザイン、建築、パフォーマンスなど、あらゆるジャンルの創作をご覧いただけます。
破壊の前に創造を
2009年11月上旬、フランス大使館は建築家、ジャン=ピエール・デルプッシュが設計した新しい庁舎に移転します。1957年にジョゼフ・ベルモンが設計した旧庁舎は取り壊され、集合住宅が新築されます。その前に、一般の人々がこの歴史的な建築物を見学する最初で最後の機会が訪れます。それが『No Man's Land』です。
あらゆる形の創作を含むプロジェクト『No Man's Land』
アートシーンの今を代表するアーティストが勢揃い!フランス人、日本人、日本在住、フランス在住のアーティスト達が参加しています。国際的に著名なアーティストや頭角を現し始めている若いアーティスト達が、今までとは異なる現代アートの楽しみ方を提案します。
創作に出会う場所『No Man's Land』
『No Man's Land』では、この類まれな場所での展示のみを目的に創作された作品を優遇しています。『No Man's Land』は、サプライズを創り出し、フランス大使館旧庁舎そのものをトータルなアートに仕上げます。事務室や地下室、廊下、踊り場など、いたる所に創作の空間が生まれるのです。
『No Man's Land』は、展覧会を越え、創作中のアートに遭遇するチャンスを来場者に提供します。期間中、アーティストたちは現場で創作を続けています。定期的に来場すれば、作品の進展を観察することができるというわけです。筆を拝借してアーティストと一緒に創作に加わってみてはいかがでしょうか?
アーティストやギャラリーとのコラボレーションから生まれたユニークな創作プロジェクト『No Man's Land』
旧大使館内という異例のスペースが、『No Man's Land』向けに創られた作品をプロデュースするギャラリー、あるいはアーティストを紹介するギャラリーに委ねられます。小山登美夫ギャラリー、ミズマ・アート・ギャラリー、山本現代、アウト・オブ・ザ・プレース、Super Window Project(京都)など、多数のギャラリーが参加しています。
招聘プロジェクト
『No Man's Land』ではフランス大使館の文化部と科学技術部が使用していた別館で3ヶ月間、招聘プロジェクトを受け入れます。この場所は更新され続ける創作の舞台となります。来場者はバンタンデザイン研究所の展覧会、東京芸術大学の生徒達による展覧会、そして団DANS【ダンダン】の展覧会を目にすることができます。
パフォーマンスとパーティ・イベント
『No Man's Land』にはダンスと音楽も用意されています。定期的に訪れればフランス人と日本人の舞台アーティストを新発見する、またとない機会となります。
No Man's Landをお見逃しなく!
〒106-8514 東京都港区南麻布4-11-44
http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article3719