ドイツのケルン大聖堂に隣接するルートヴィヒ美術館は、20世紀美術コレクションの質の高さではヨーロッパ屈指の美術館です。今回はその所蔵作品の中から、ピカソ、ブラック、マティス、ブラマンク、シャガール、モディリアーニ、ユトリロ、カンディンスキー、ベックマン、デ・キリコ、エルンスト、デルヴォー、AR.ペンク、マッタ、バゼリッツ、ジャスパー・ジョーンズ、アンディー・ウォーホルなど、20世紀を代表する巨匠たちの名品を集めました。
20世紀の美術はピカソのキュビスムから始まり、マティスのフォーヴィスム、ベックマンなどのドイツ表現主義、モディリアーニなどのエコール・ド・パリ、エルンストやデルヴォーなどのシュルレアリスム、ハンス・アルトゥングなどの抽象絵画、ウォーホルのポップ・アートまで、いろいろな様式の変遷の歴史ともいえます。
20世紀美術の多様な展開が一目で分かるこの展覧会は、ピカソを初め歴史に残る巨匠たちの芸術に触れていただける絶好の機会です。ぜひご高覧くださいませ。
アメデオ・モディリアーニ《アルジェリアの女》1917年
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