毎年個展を行い、今回で7回目の伊勢崎先生。
先生の作品を求めて地方から足を運んでくれたお客様は、開店前の朝早くから並んでいるという人気と盛況ぶりである。
毎年個展をしている伊勢崎先生だが、常に新しい作品を発表し魅了し続けている。しかし毎年作品を発表するのは決して容易ではない。
「今まで作っていなかった食器を作ることで新しい展開になり、自分にとっていいチャレンジになった。創作の間口が拡がった。」と淡々と語る先生からは、自分の中で納得した感触を確実に感じられる明確な手応え感が伝わってきた。
日々生活の中から作品に繋がるものを貪欲に吸収している。先生の感性により今後どんな「備前」を発表し続けてくれるか楽しみである。新しい備前焼きを築きあげていく作家であることは間違いないだろう。どうぞ伊勢崎晃一朗先生の新作をご覧ください。
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