江戸時代、佐賀藩では将軍家に献上するためのやきもの・鍋島焼が作り出されました。一方、中国の景徳鎮窯では明時代に、皇帝や宮廷のためのやきものを作る官窯が設けられました。いずれも君主のために焼かれた磁器で、その材料・技術・デザインには当時最高のものがとりいれられ、厳しい検品を経たものだけが現代に伝わっています。
それぞれに観る者を圧倒するような魅力と迫力をもつ鍋島と景徳鎮。戸栗美術館所蔵品の中から名品を厳選してご紹介いたします。(約100点出展予定)
黒地緑彩花鳥文盤
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